目的別で見る印刷の分類
皆さんが普段何気なく目にしているチラシや書籍などの印刷物。これらの印刷物は、目的別で見ることで様々な分類に分けられることをご存じでしたか?こちらでは、目的別で見る印刷の分類をご紹介します。
この機会に、印刷に関する基礎知識として身につけてみてはいかがでしょうか?
事務用品印刷

ノートや封筒、名刺などの一般的な事務用品と、ビジネスフォームや伝票を印刷品目とする印刷の分野です。
基本的には事務用品メーカーが印刷し、書店や文具店で販売されていますが、特別注文品は一般の印刷会社で対応しています。
ビジネスフォームや複合伝票の印刷に関しては、工程ごとの効率を向上させるため専業化されることもあります。
出版印刷
新聞社や出版社などが発行する書籍や教科書、参考書、地図、雑誌などの商業出版物に対応する分野です。様々な研究機関や団体が発行する書籍や、自費出版で発行する同人誌なども含まれます。
商業印刷
一般企業や様々な団体の事業活動に使われるものを印刷する分野で、事務用印刷と宣伝用印刷に分けられます。事務用印刷は、会社内のマニュアルや会社案内、説明書、社内報などが主な印刷目的となります。
宣伝用印刷では、チラシやパンフレット、POP、リーフレットが主な印刷目的です。
特殊印刷
こちらも商業印刷と同様で、一般企業や様々な団体の事業活動に使われるものを、対象とした印刷分野です。
ダンボール箱や包装紙などといった、包装や荷造り資材の印刷と布地や建材へのプリント印刷などを統括した印刷分野です。